ネットワークカメラ関連の記事・知識をご紹介します。

似て非なるWEBカメラとネットワークカメラ!

ネットワークカメラとよく似たカメラに「ウェブカメラ」というものがあります。


ウェブカメラはふつう、USBケーブルでパソコンと接続し、パソコンを用いたテレビ電話や会議などに利用され、最近では、無料のインターネット電話Skypeのビデオチャットなどによく使われています。ネットワークカメラとウェブカメラはよく混同されるため、ここではネットワークカメラとウェブカメラを比較しながら、ネットワークカメラの特徴を説明することにします。

まず、ネットワークカメラは、モデムやルーターなどのインターネットの通信機器に単体でLAN接続(有線接続ならびに無線接続)でき、それ自体がウェブサーバーの機能をもっているため、インターネットへの画像(映像)公開が可能です。これに対し、ウェブカメラは撮影のみのシンプルなカメラです。ですから、ネットワークカメラのように使おうとすると、必ずパソコンのハードやソフトを介す必要があります。(下の図を参照)

Difference.png

 

 用途 ネットワークカメラ
PCや携帯電話で遠隔地の様子を確認
ウェブカメラ
PCを使ったテレビ電話やビデオチャット
使用制限 単体で動作 パソコンがOFFの時、
使用不可
設置制限 無線LANもしくは
有線LAN(最長100m)
USBケーブルとパソコン
間は最長5m
遠隔制御 パン、チルド、
ズーム、フォーカス
なし
録画機能 あり なし
動作検知機能 あり なし
インターネットサーバー

あり

パソコンを使用

このことから、ウェブカメラは、パソコンの電源がOFFの際には利用できません。USBケーブルとホスト(この場合はパソコン)間の距離も、USBの規格により最長5mまでしか延ばせず、したがって用途はおのずと限られます。

一方、ネットワークカメラの場合、電源さえ確保できれば (注1)、通信機器とは、有線接続なら最長100m(無線は、電波状況により到達距離は大きく変わります)にも及び、それだけ設置や用途の自由度が広くなります。

(注1)
PoE(Power over Ethernet)を用いれば、LANケーブルから給電できます。これはネットワークカメラならではの便利な機能です。